ショールームの「乙女」担当(勝手に任命)戸田スタッフがかわいらしくお雛様を飾ってくれました。
「すぐに片付けちゃいますからね」と言うので「えー可愛いのにもったいない、鯉のぼりまで飾っちゃえ!」なんて世間知らずなことをお願いしたら「すぐに片付けないとお嫁にいけなくなっちゃぅ」とのこと。
乙女時代のなかった私、そんな慣わしがあるのか・・・と興味を持ちまして調べてみましたら、「嫁にいき遅れる」というのは子供に片付けをしつけるために早く片付けなされ!と戒めたのが流行って、そんな言い伝えになったそうな。本来は『雨水』の日(2月の中旬)に出してきて、『啓蟄』(3月5日前後)に片付けるというのが本来の慣わしだそうですョ。(やっぱり鯉のぼりまでというのはとんでもなかったか・・・)
雨水というのは、雪が雨に変り春の訪れを感じる頃。
啓蟄というのは、土にこもっていた虫が這い出す頃。だから片付けるのかー(・o・
) オォー☆
お供えものや飾り方の様式にもいろいろ意味があって、三色の菱餅などは、白は雪、緑は新芽、ピンクは花を表していて、まさに春の芽吹きを表しているんだそうな。あぁなんて乙女チックなイベントなんだ... お子様たちは目を輝かせて見入っていました。ショールームで、こういった伝統を子どもたちが見聞きできるのも大事なことですなぁ〜 としみじみする今日この頃であります。
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