バリアフリーお遍路の旅

2003年10月3日〜10月7日
徳島・高知体感の旅

第5日目・・・10月7日 (火) レポーター 津野宏美

朝はまず石原さんの荷物を宅急便に出した後、バイキング形式の朝食をとりました。
石原さんは柚子ジュースがお気に入りで、おいしいおいしいとおっしゃってました。その後、昨夜のうちから目をつけていた「かんざし」というお菓子をお土産に買いました。
本日のパートナー発表の後は、石原さんと別れて森鈴子さんと一緒になりました。
森さんは3日目の夜から合流されて、本日はじめてお話をしました。東京の銀行に勤めていらっしゃるだけあってきびきびと歩き、高い段差もまだ30代なので軽々と乗り越えていました。そのため、桂浜の階段もなんのそので二人で歩き回り、土産物店を見て周りました。そのとき、アイスクリームのお接待をいただきました。二人でアイスクリンを食べながら砂浜を歩いていると、やっぱり友達とあまり変わらないなぁと、失礼ながら感じたことでした。
今回参加するまでは、盲目の方をサポートすることが私に出来るかなぁと、少し不安な部分もありましたが、実際体験をしてみると、私がサポートしているという思いなど微塵もなく、「人間と人間」として、一緒に旅している仲間として皆さんと過ごすことが出来ました。
私の中に皆さんが障害者だという意識はないし(皆さん、そう感じさせないほどしっかりしていらっしゃいました)サポート行為は「そうしてあげている」ではなく、自然なあたりまえの行為としてそこにありました。障害を持つ方とこれほど直に接する機会は今までになく、今回の旅は本当にいい勉強になりました。
いろんな意味で楽しかったです。
最後の皆さんとのお別れは本当にさびしかったです。このような研修に参加させていただき、会社にはとても感謝しています。ありがとうございました。