PRINCE SKYLINE SPORT

45度吊上げたヘッドライトという個性的な造形で1961年東京モーターショーに登場。デザインはジョバンニ・ミケロッティ。日本車としては最初のイタリアンデザインカーである。プリンスグロリアのシャシーを使用し、エンジンはGB4型 直列4気筒OHV 1862cc 94ps 最高速度150km/hと当時、日本車最速を誇った。1963年5月、第1回日本グランプリに生沢徹が駆るスカイラインスポーツが参戦している。

1962年4月に販売が始まり、5シータークーペ(185万円)と4シーターコンバーチブル(195万円)を存在したが、車両価格が当時としては高価ゆえに60台余りの製造で幕を閉じている。展示車両はフルレストレーションを施し現存する車両の中でも美しい一台である。

 

全長×全幅×全高
4650 mm×1695 mm×1385 mm
エンジン
GB4型 直列4気筒 OHV
ホイールベース
2470 mm
排気量
1862 cc
最大出力
94 hp / 4800 r.p.m.
最大トルク

15.6 kgm / 3600r.p.m.

最高速度
150 km/h
トランスミッション
4速MT
タイヤサイズ
5.90-15 4PR
車両重量
1350 kg