四国自動車博物館は、自動車の歴史のなかでとりわけヒストリーのあるクルマを動体保存し、後世に残していきたいという思いから、2001年、高知県野市町にネッツトヨタ南国株式会社(旧社名 トヨタビスタ高知)が開設しました。
展示車両はアルファロメオやポルシェなど欧州のレーシングカーやラリーカーを中心とし、その1台1台のボディやタイヤにはサファリを走破し、ル・マンを駆け抜けたという歴史の傷跡が刻まれています。
また、日本の自動車文化のなかでエポックメイキングと言われるトヨタ2000GTやトヨペットクラウンなどもラインナップし、並んで展示される欧州車と同じ時代を生きた日本のクルマたちに思いを寄せてみてはいかがでしょうか。
展示されるすべてのクルマにはフルレストアを施し、外観はもとより、エンジンルームや電気系にも手を入れ、簡単なメンテナンスさえ施せばすぐに始動できる最高のコンディションとなっています。こうしたクルマたちを館外に運び、実際にエンジンを始動、走行させるイベント、「オープンミュージアム」は、マニア垂涎の恒例行事となりました。
4輪車34台のほかに、ホンダを中心とする2輪車30台も展示し、オールドバイクも一堂にお楽しみいただくことができます。
ぜひ一度ご来館くださいませ。
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