LOLA T70 MARK III B


T70シリーズの最終型、ローラマークIIIB。鬼才エリック・ブロードレイが設計したレーシングカーである。
1967年にデビューしたT70は、第4回日本グランプリにも出場し、随所でそのスピードを見せつけるものの、最終的なリザルトに結びつけることができずにいた。そんなT70が大きな勝利を飾るのは、1969年のデイトナ24時間レース。本命のPORSCHE908やFORD GT40が相次いで脱落していく中、自らもトラブルを抱えながらも力走し、優勝するのである。

1969年製造 英国