SHIKOKU AUTOMOBILE MUSEUM
McLaren M6GT
創業者ブルース・マクラーレンによりFIAグループ4カテゴリーへの参入を目指して造られた市販スポーツカーである。 それまでにカンナムマシンで実績のあったM6車を基本に洗練されたクーペボディで覆いミッドシップにシボレーV型8気筒スモールブロックエンジンがマウントされた。 原型の試作車は1969年マクラーレンで製作されブルース本人が所有し、以降は傘下のトロージャングループで製造されるが量産プロトの3台で終わっている。これはブルースの突然の事故死により会社自体の存続をも危うい状況に陥ったためプロジェクトの休止を余儀なくされたためである。結果、計4台のM6GTは誕生したが量産には至らずグループ4での活躍も夢と消えた。
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