TOYOTA 2000GT 日本GP #17

1966年5月に開催された第3回日本グランプリにトヨタ2000GTのプロト車両をレースカーに改良しトヨタ初のワークスチームとして初参戦した。この年の予選は大雨と霧の悪天候の中行われ各チームともにアクシデントにみまわれた。その中でリザーブドライバーだった田村三夫がハンドルを握る17号車が予選2位を獲得した。決勝では観客席から舞いこんだ新聞紙にラジエターを塞がれオーバーヒートによるエンジントラブルで残念ながらリタイヤした。もう一台の細谷四方洋の駆る15号車はプロトタイプレーシングカー・プリンスR380の間を割って決勝3位を獲得しデビュー飾った。