以前より応援させていただいているNPO法人のテラ・ルネッサンスさんからお客様。今日は、ご本人自身戦争孤児でありながら、現在はウガンダ駐在職員として子ども兵の社会復帰支援などで活躍しているトシャ・マギーさんがお越しくださっていました。
トシャ・マギーは、ブルンジで生まれました。
7歳だったある日、小学校から帰ると
トシャの家が焼かれていたのです。
父親は殺され、兄弟も行方不明となっていました。
いったい誰がこんなひどい事を…
彼女の人生が大きく変わってしまう、
ブルンジ内戦が勃発したのです。 ルワンダと同じように、フツ族とツチ族が争う
大虐殺が始まったのです。
トシャは1人 難民 となって、命からがら隣国を渡り歩きました。
そして…13歳の時に、ウガンダへやってきました。
お金持ちの家の小間使いとして働きながら
流れてくるラジオやテレビを聞いて、英語を学習していました。
ある日、トシャはそこのお嬢さんに
英語を教えてくれるよう頼んでみました。
『 いいわよ。そのかわりお前を殴らせてくれたらね。 』
トシャは英語を教えてもらうかわりに、殴られました。
こうして英語や算数を身に付けた彼女は、インド系の企業で働けるようになりました。
働いたお金で5人のストリートチルドレンも育てました。
トシャ・マギーはこのような過酷な過去を乗り越え
現在、テラ・ルネッサンスの活動理念に共感し、現地スタッフとして働いています。
(テラ・ルネッサンス STAFFブログより)
トシャさんの生い立ちについて伺うだけでも、戦争が残す深い深い傷跡を知ることができます。また、そんな現実の中でも、未来をイメージして強く生きる人間のパワーと平和の可能性を感じるのです。トシャさんらテラ・ルネッサンスの皆さんは、こうしてその現状を話し伝えていく活動と、現実的な復興支援に積極的に取り組まれています。
また、
非常に充実した活動報告をしてくれますョ、関心をお持ちの方は是非支援ご検討ください。
>>> あなたにできること ・・・
『ぼくは13歳 職業、兵士。』
テラ・ルネッサンス代表 鬼丸昌也氏著
ネッツ南国/ビスタワークス研究所は講演・経営支援活動で得た収益の一部をテラ・ルネッサンスに寄付しています。