第1日目・・・10月3日 (金) レポーター 茶畑洋介
8時前にビスタに出社。店頭の鉢への水やり、洗車、そして朝礼の後、大原さんに高知駅まで送っていただき、我々4名(松岡洋子、津野宏美、白井俊介、茶畑洋介)の「ゆったりのんびり八十八ヶ所霊場巡りと徳島、高知体感の旅」が始まりました。
高速バスにて高知駅を10時に出発し、12時30分に徳島駅に到着。14時予定より遅れて15時前に全員が合流し、最初の18番札所「恩山寺」に巡礼しました。視覚障害をお持ちの方が10名で、車中での自己紹介をお聞きしていると、何回も参加されている方や初めての参加の方と様々な様です。しかし、皆さんはこの旅を一様に楽しみにされている様でした。
私の1日目のパートナーの方は東京からの初参加で、65歳の北川さんという方で、43歳で脳梗塞一夜にして全盲になられたとのこと。働き盛りの頃で、大変なショックだったと思います。今回のツアーはご本人が申し込んだのではなく。ご家族の方が申し込まれたとのことでしたが、ご自分の考えをしっかりもった方でした。障害者の方への介助は私は初体験でしたので、つい方に力が入ってしまって、「気楽に、力を抜いてください」と逆に気遣いをしていただきました。あまり手をかけ過ぎてもいけないし、必要最小限のことを知らせたり、手をお貸ししたりすれば、皆さんご自分でほとんどやられるのには驚きもし、気づきました。明日はパートナーの方も変わるようですが、私は障害者の方とは意識せずに、肩の力を抜いて自分も楽しみながら取り組んでいく方がいいかな、と思っています。
続いて、宿坊である19番札所の「立江寺」に参拝。および夜のお勤めをした後、食事、入浴等のお世話をし、11時30分に就寝しました。その間、我々4人でのその日の気づき、注意点、感想等を報告しあう簡単なミーティングをおこなったり、スタッフの福本さん、丹羽さん等とロビーで雑談するなかで、何かと気づきがあり、勉強になりました。
私の感じた今回の旅のキーワードは、「参加者の一人ひとりが楽しむこと!」です。全盲の方から80歳過ぎの方までと、幅広い方々が参加されています。今回のバリアフリーお遍路の旅」は、肩書きも年齢も関係なく、人と人との付き合いができる貴重な体験だと思います。なにごとも一期一会だと思います。明日以降、気楽に楽しく頑張ります。
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