第2日目・・・5月22日 (土) レポーター 和田美穂
「四国八十八ヶ所霊場巡り」2日目。朝食前に、昨日のパートナーであった木村さんと約束していた散歩に出かけた。宿から見る仁淀川の川原を目指し出発したのだが、残念ながら川への下り口が見つけられず、川原での散歩を楽しむことはできなかった。しかし、普段は家事などでしたくてもなかなか散歩ができないと仰っていたので、川原には降りられなかったけれども、それなりに散歩を二人と1頭で楽しむことができた。
今日のパートナーは樋渡さん。今まで男性を手引きしたことがないので最初は少し緊張したが、樋渡さんのユーモラスな話にその緊張もすぐにほぐれた。本日1つ目のお寺「青竜寺」に行く前に「佛前勤行集」を購入。購入する前は、ただ手を合わせるだけで唱和にあまり参加できていなかったが、これからは自分も一緒に唱和できると思うとお寺巡りがますます楽しくなった。
パートナーの樋渡さんは、このツアーへの参加は2回目で、1回目の時との間があいていることもあって、まだ完全にお経を覚えていないようだった。しかし、木魚をたたいたり、唱えられるところは大きな声で唱えたりと、一生懸命唱和に参加されていた。あまり知らない歌を歌う隣で誰かが大きな声で歌ってくれると自分も大きな声で歌いやすいし、心強いものだが、お経をあげるのも同じことである。先達さんの声はもちろんであるが、まだお経のリズムがつかめていなくても、隣で読む私の声が樋渡さんの助けになると思うと、しっかり声を出さなくては、と思ったし、そうすることが樋渡さんの目の代わりをするということであると感じた。
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