バリアフリーお遍路の旅

2004年5月21日〜5月25日
高知・愛媛体感の旅

第3日目・・・5月23日 (日) レポーター 野中宜裕

研修3日目は、初日に同じ部屋で、昨夜の晩酌でもご一緒した北川さんがパートナーでした。
今日は、前日に行けなかった四万十川下りから始まりました。日本最後の清流(正しくは青流らしいです)と呼ばれる四万十川ですので、皆さん楽しみにしていた様子です。
あいにくダムからの放水があって、川底がきれいには透き通っていませんでした。ガイドさんにお話を聞いてみると、ふだんは水深10メートルほどのところでも底が見えるそうです。

四万十川での川下りは、とても気持ちのいい風で、風景も美しいものでした。視覚障害の方は風景は見ることができませんが、その分、耳に聞こえてくる鳥の声や川のせせらぎをすごく敏感に感じ取っていたようです。私も自分に見えている景色をなるべくうまく伝えようとがんばってみました。四万十川も昔よりは汚れたり、川の水が減ったりしているみたいです。自然を守る気持ちをもっと強く持っていこうと思いました。


パートナーの北川さんには、人生の大先輩としていろいろな経験を教えてもらったり、人生のアドバイスをいただきました。バスでの移動や参拝中の道のりは、パートナーの方や参加されている人たちとのコミュニケーションをはかるいい機会だとあらためて感じました。こうして自分が今まで感じたことのない思いや経験をすることもこの研修の目的であると思います。


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【 レポータープロファイル 】

野中宜裕 (のなかのぶひろ)

2004年4月入社、営業見習い中の新入社員。
歌舞伎の似合いそうな役者顔。さらに「具合悪くない?」と気遣いたくなるほどの美肌少年である。研修最終日は前年の橋田エンジニアスタッフを凌駕するほどのウルルンぶりで、その純粋な心を譲り受けたご両親に感謝しなさい!と言いたくもなるってものである。ネッツ南国ショールームという舞台でどんな活躍をするか乞うご期待!
<<< 野中宜裕 の研修後記!>>>

参加するまでは初めての経験ばかりなので緊張していましたが、自然と楽しく毎日を迎えるようになっていました。本当にいろいろな方が参加していて、その人たちからたくさんの驚きと感動をいただきました。 一人ひとりがこの旅での役割を持っていて、一人でも欠けたらこのような充実した5日間はなかったかもしれません。人との出会いの大切さや素晴らしさを知ることができたのは大きな財産になると思います。これからの人生でたくさんのいい出会いがあるように、もっと視野を広く持ち、いろんなことにチャレンジしていきたいです。
来年以降、研修ということではなく、個人的にこの旅に少しでも関わりたいと思います。こうやって書いた以上、かならず実現するために今日からの生活を頑張りたいと思います。楽しい5日間をありがとうございました。