第3日目・・・5月23日 (日) レポーター 野中宜裕
研修3日目は、初日に同じ部屋で、昨夜の晩酌でもご一緒した北川さんがパートナーでした。
今日は、前日に行けなかった四万十川下りから始まりました。日本最後の清流(正しくは青流らしいです)と呼ばれる四万十川ですので、皆さん楽しみにしていた様子です。
あいにくダムからの放水があって、川底がきれいには透き通っていませんでした。ガイドさんにお話を聞いてみると、ふだんは水深10メートルほどのところでも底が見えるそうです。
四万十川での川下りは、とても気持ちのいい風で、風景も美しいものでした。視覚障害の方は風景は見ることができませんが、その分、耳に聞こえてくる鳥の声や川のせせらぎをすごく敏感に感じ取っていたようです。私も自分に見えている景色をなるべくうまく伝えようとがんばってみました。四万十川も昔よりは汚れたり、川の水が減ったりしているみたいです。自然を守る気持ちをもっと強く持っていこうと思いました。
パートナーの北川さんには、人生の大先輩としていろいろな経験を教えてもらったり、人生のアドバイスをいただきました。バスでの移動や参拝中の道のりは、パートナーの方や参加されている人たちとのコミュニケーションをはかるいい機会だとあらためて感じました。こうして自分が今まで感じたことのない思いや経験をすることもこの研修の目的であると思います。
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