バリアフリーお遍路の旅

2009年6月6日〜6月10日
高知・徳島体感の旅

第4日目・・・6月9日 (火) レポーター 角田もとひさ

本日は曇りという事もあり涼しい風が吹いており歩くには最高の一日となりました。

毎日10km以上の道を歩くということは本当に大変です。道は平坦でなく、上り坂や下り坂がほとんどでした。また、階段が多く足にも負担が掛かります。それでも不思議なものでどんなに疲れていても歩き出すと疲れを感じる事はありませんでした。
何事も考え方次第で、プラスにもマイナスにもなり、どちらを選ぶか決めるのも自分です。

例えば、後10kmしかないと考えるだけで気持ちに変化が生まれて、楽しむ事で心にゆとりが生まれました。
参加者の一人の方とお話をする機会があり、目が見えなくなってさらに人生を楽しんでいると聞かせて頂きました。若いころは視力があり、毎日をひたすら同じように過ごしていただけで、毎日を楽しんで生活する事が出来なかったそうです。しかし視力がなくなりはじめの頃は辛い思いをしましたが一日の大切さを実感し、一日を楽しんで生活することを気づかされたとおっしゃられていました。私はお話を聞いて改めて自分の人生を楽しんでいこうと思いました。辛いことも楽しいことも必ず経験すると思いますが、それを乗り越えていくためにも楽しむということが重要になると感じました。
いよいよ明日で最終日です。明日もしっかりと楽しんでいこうと思います。


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