バリアフリーお遍路の旅

2009年6月6日〜6月10日
高知・徳島体感の旅

第4日目・・・6月10日 (水) レポーター 門田まき

本日は、お遍路研修の最終日となりました。5日間メンバーとひたすら歩き続け仕事のこと、家族の事、今後の生き方など様々なことを考えながら過ごしました。このお遍路研修で何かを得たいと思っていたので感性が研ぎ澄まされていた様に思えます。
お寺の張り紙に何気なく書かれてあった言葉が胸に響いたり、食事の前に合掌して唱えることが妙に心地良く感じました。



また、日常ではあまり味わえない時間を過ごす中で、道中の人たちから頂くおもてなしの心や気持ちに触れ癒されたり、木や花を見ていると気持ちが安らぎました。そして、メンバーと初めて会った日と今日では多くの偏見があったことにも気づかされました。また、視覚がご不自由な方自身も私たちに気を使い我慢していることが沢山あると知りました。例えば食後のコーヒーはいるのか等、細かく聞かないと向こうからはなかなか要望をおっしゃいませんでした。私にお願いする時も「食事を中断させてごめんね」と気を使って下さいます。目が見えないために欲求が満たせないのは申し訳なく感じましたので、その点には特に気を配る様にしました。今回お遍路に参加して多くの気付きがありました。
振り返ると道中の人々の気持ちに感謝し、物に感謝し、自然に感謝し、出会いに感謝の気持ちが湧いてきます。今回学んだことは今後も必ず活かしていきます。


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