--- 2003年、いよいよ本格スタート!---
年初恒例のVISTA全社会議も終了し、新たなる年への一歩が始まりました。あらためて、本年もよろしくお願い申し上げます!昨日ご紹介したATCAインターナショナル代表、マルガレータ・ワイセルさんからのメールを翻訳してみましたヨ。
もちろんみなさんのことは覚えてますよ。どうして忘れられますか?ミャンマーのラングーンで2週間前に撮ったこの徳島からきたバスの写真こそ、私がトヨタビスタ高知のことを忘れていないという証です。この国には日本のあらゆる地域からきた古いバスがたくさんあるんですよ。
去年の11月にミャンマーに行く前にニューイヤーレター(年賀状)を送りました。長野県のMr.TreudeがATCAインターナショナルの世話をしてくれていて彼には感謝しています。今はほかにたよれる人が日本にいませんからね。
ともあれ、トヨタビスタ高知のみんな、ATCAの活動を支えてくださっているみなさんの2003年の成功と幸福、健康と平和をお祈りします。あなたからのメールは本当にうれしく思います。ホームページもステキですね。
ずっとATCAを支援してくださっているあなた方の誠実さに幸せを感じています。私たちの世界は平和ではありません。そして固有小数民族の方々はそのためにもっとも苦しんでいます。彼らは社会の末端にいるのですから・・・。でも、彼らはもっとも愛すべき仲間でもあるんですよね。
去年の5月私は住居を引き払うためにフィリピンのマニラにいました。今はインドチャイナ、ラオス、ミャンマー、ベトナムの仕事が多くあります。インドネシア、フィリピンのジョロ、ザンボアンガ、タウィタウィで立ち上げた古いプロジェクトもとても順調なのです。ただ、ジョロのLampon司教とは手紙とEmailでのコンタクトだけなのですが・・・。不幸なことにザンボアンガやフィリピンの南部地域は非常に危険になってしまい、訪れることすらできなくなっています。でも、そのあいだに他にも多くの支援しなくてはならないグループがあります。
ビルマ(ミャンマー)人として知られているラオの人たちはとても愛すべき人たちです。新年の4日前にミャンマーから戻ってたばかりです。とても素敵でしたが、ひどく気の毒でもありました。現在の軍事政権は国民の食事についてさえ自由を認めていません。何が起きているのか正確なことは誰にもわかりません。私達が知っている以上に悪い状況です。ラオスはいくらかましなので、ラオスの北部で一緒に活動しているドイツのプロジェクトが活動できない地域を支援しています。人里はなれた遠隔地の小数民族のみなさんやとても素敵なラオスやミャンマーの寺院を楽しんでいます。ミャンマー北部のMraukにある、世界から隔絶して忘れ去られた本当に古い寺院を訪ねたりもしました。
南イタリアでちょうどATCAイタリアの新しいオフィスを開設しました。私の姉妹が住んでいるところです。南イタリアのシティカウンセラーやビジネスマン達が私たちの小数民族支援活動に関心を持ってくれています。
あなた方からの連絡をとても嬉しく思います。いつかまたお会いしましょう!
私の活動に優しく、誠実でいてくださるボランティアのみなさんに感謝します。
マルガレータ
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